妊娠中の280日を人類の進化に合わせて表現している書をご紹介すると

  最も大切な事は、妊娠中の母親の食事です。280日という妊娠期間は、進化年数でみれば28億年という時間に相当する事になります。

 地球誕生は今から約46億年前、生物発生は約32億年前になります。生物は32億年という年月をかけて、単細胞から多細胞、無脊椎動物から脊椎動物、両生類から爬虫類・鳥類・哺乳類から猿類、そして類人猿から人類へと進化してきました。

 両生類が現れるまでに約28億年が過ぎています。その28億年の海中生活の全ての進化プロセスを、人類の赤ちゃんは羊水(海水とミネラル成分はほぼ同じ)の中で繰り返しています。

 このように、進化の頂点に立つ人類は、全ての下等生物の進化形態を引き継いでいるのです。

 例えば誕生の瞬間、海中から陸上へ上がってきた両生類の時期、やがて這い始めた時が爬虫類、高這いの時が原始的哺乳類、つたい歩きの頃が猿の仲間たち、よちよち歩きが類人猿そして、しっかりと二本の足で立った時が人類の誕生といえます。

 海中生活の28億年の進化過程を280日間で、陸上へ上がってからの4億年を400日間という短い時間でそれぞれ達成するために、胎児は、胎盤を通じて濃い100%の完全肉食で育ち、また赤ちゃんは薄い状態の100%の完全肉食(母乳)で、それぞれの期間を成長することになります。

 進化年数でみると、妊娠中の24時間、即ち1日が1千万年にあたり、誕生後の24時間は100万年に相当することになります。もし、妊娠中の母親が毒性の強い薬を3日間飲んだとしたら進化年数では3千万年に相当し、当然進化のプログラムに間違いが発生し、奇形児の誕生の可能性が高まることになります。

 このように、妊娠中の母親の食生活における農薬・薬・食品添加物・重金属・塩素(水道水)、そして白砂糖等々の害は、大変危険なものとなるわけです。

 また、肉食か菜食かによっても、其れによって作られる血液の性質が、即胎児に影響を及ぼすことがわかります。1日はただの1日ではなく、進化年数で1000万年に相当することをよく理解しなければなりません。

 また、誕生後400日間の1日1日が、進化年数の100万年にあたり、哺乳類から人類までの脳の進化という人間にとって最も重要な時期になります。此の時期に、人類よりも3段階も低い哺乳類である牛の乳を与えることは、人間としての脳の発達を考えるならば、決してしてはならないことになります。あくまでも母乳で育て、進化の道を誤ってはなりません。・・・・・・

書籍引用 「チャクラ健康法の驚異」 廣済堂 田村勝昭著

 

 このような考え方も今の医療に欠けつつある事ではないかと思う。

 


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2020年 05月 20日 水曜日