虫歯から始まる全身の病気　隠されてきた「歯原病」の実態　

ジョージ・E・マイニー著　　片山恒夫監修　恒志会訳     をご紹介します。

　恒志会の生みの親である片山恒夫博士が尊敬してやまなかった、真の口腔医学の偉大な先駆者、開拓者であるウェストン・プライス博士は、一粒種の令息を心臓病で急死させた。

　いらい、四半世紀に及ぶ研究をつみかさねた博士は、虫歯が愛児の死病の「引き金」となったこと、多くの深刻な全身病がじつは口腔内の病巣が引き起こしたものであることをつきとめ、「病巣感染」（１９２３年）を著してこの事実を公表したが、内容が衝撃的過ぎたためか、長年真実が隠されてきた。

　この事実を偶然知るところとなったジョージ・E・マイニー博士が使命感に燃えてここに「真実」を報告する。・・・・・・

本書は題名のとおりであります。虫歯や歯周病により、感染を起こすことにより心臓、腎臓、関節、脳や眼に感染し、また他の臓器に炎症が波及したり、血圧、痛風、リウマチ、やその他の慢性疾患や退行性病変を引き起こす可能性があることを示唆しています。

　このようなことも現在の歯科医学で忘れられていることの一つだと思います。

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