顎関節と歯の関係
(頭蓋を横から見たモデル)
このモデルは立体を平面にしているので左側だけを説明します。本当は右側もあるという事を忘れないで下さい。
正常モデル |
ゴムの走行は筋肉であるが顎関節のずれが無いので筋肉も調和してリラックスしている。 | ||||
噛んだ時の顎の位置にずれが無い状態。 | |||||
顎関節部の拡大 |
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早期接触時 (悪い噛み合わせ) |
歯の1点だけが過大な力を受けると歯の根本にある歯根膜という感覚受容器が感知し脳に情報を伝達、さらに脳はその状態が続くと身体にとってうまくないので筋肉にそれを逃避または攻撃させる様に指令を出します。 | ||||
この時点では顎関節の位置のずれは起きないが上下の歯が1点でしか当たらないバランスの悪い状態なのでこの状態を持続することはできない。 | |||||
↓更に咬み込むと歯の斜面に沿って顎がずれます。↓ |
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早期接触から咬み込んだ位置 (悪い噛み合わせ) |
黒く印記した部分がずれているのが解るが上下の歯を噛むことによって顎関節がずらされている。この状態では筋肉に異常緊張がおこり頭痛や肩こり、腰痛などの全身症状がでてきても不思議ではない。睡眠をきちんととっても疲れが取れないのは、寝ているけれども上記の様な指令がいつも出ているからである。この状態で長い時間が経つと自律神経が失調するものと思われる。 | ||||
一番上の正常な噛み合わせと違い、奥歯が早期に接触し、そこから咬み込んだ状態で正常な位置よりも前下方へ顎が出ている。 | この位置で噛むことが長いと右と左のづれが脳頭蓋底の骨を変化させる。脳頭蓋底には三叉神経や顔面神経、視神経などの重要な神経が出入りする所がある。 |
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2020年 05月 20日 水曜日