其の人自身の問題として

 

 人間が作った枠
 人は目で見える物しか信じられない教育をされていると思う。それは生まれてから時間が経つに連れ人間が作った枠の中の常識に洗脳される為で有る。例えば、其の個人に名前を付けるところから始まり、信号は青で渡り赤で止まると言う様に、人が作った規則 決まりの中で生活しているからであると思う。(もちろんとても大切な事であるが・・・。)
 

 

 座禅修行
 以前お寺に隠って座禅修行をしていた時の事、5日間人と目を合わさず、会話をせず、所謂精進料理を食し、朝4時から夜9時まで座禅会を終え「俗世」に出た時、なんて生きてるって(息しているって)幸せなのだろうっと思った記憶がある。人は脳が発達している為に「あーでもない、こーでもない」と考え、更に妄想してしまい今を見えなくしてしまう。今までなんて小さい事に悩んでいたのだろう?とも思った。
 お坊さんにどうしても聞きたかったので相談したことが有る。それは、「私はとても優柔不断でいつも物事を決めかねてしまうのでどうしたら良いですか?」っと尋ねると「君は優柔不断と決めつけられるくらい頑固です。」っと返された。
 一休さんの珍問答みたいであるが、なるほど!っと思った。
 まさに目から鱗である。

 最近の研究では座禅の下丹田呼吸法は脳内のセロトニンを活性させることがわかっています。もちろんお経もその呼吸法ですから。そしてそれは脳脊髄液の環流にも関係がありα波を放出し癒しと関係があるのです。

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2015年 08月 12日 水曜日