40歳以上の女性の方へ

お口からアインチエイジングしませんか?

 

 

 奥歯の役目は頭に対しての顎の高さを決めます。奥歯が無くなると顎の高さが無くなり顔貌の高さが無くなる事により顔貌の皺が増え、また、皺が深く、長くなります。前歯が無くなりますと唇が奥へ下がるため、上記の状態はもちろんの事、更に20歳位老けて見えてしまいます。

また、どちらかばかりで咬んでいる習慣が長かったり、身体の使い方に大きく左右差があり、それが習慣的になってくると、顔貌が左右非対称に成ってきます。これはどういうことかと言いますとお口が曲がって見えたり目の高さ、眉の高さが違って見え、皺の出来る位置が違うという事などが起きるのです。その状態では筋肉のアンバランスがあるため、当然のこと、左右の目の視力の差、聴力の差などの機能障害が起き始めている可能性があります。

 外見上お顔が左右非対称になるのは、鏡を見れば分かりますが、実は頭蓋の中の身体の中で1,2を争う程大切な骨、蝶形骨が変化しそのすぐ上にある脳下垂体などに影響を与え、ホルモン異常を引き起こす可能性があると考えます。

 蝶形骨には脳神経(三叉神経)の出口があり、その左右の穴の大きさも変わってしまうのです。脳内のエネルギーシステムが変化する為(圧力形態異常)、松果体や脳下垂体、所謂視床、視床下部の機能異常へと繋がり全身へのホルモン異常がおきてくる訳です。松果体のエネルギー変化が起きると睡眠障害などが起きやすくメラトニンに変化が起こり体内時計が狂う可能性があります。また、甲状腺や副甲状腺ではCa代謝異常から骨粗鬆症が起きる可能性がある訳です。脳下垂体前葉からは甲状腺ホルモン、副腎皮質ホルモン、性腺刺激ホルモンなど、後葉からは子宮(子宮収縮作用)や腎臓(抗利尿ホルモン)への働きかけがあります。これだけ栄養をとっている日本人に骨粗鬆症が多い理由は、もちろん栄養学的にも問題はありますが、歯科ではかみ合わせが悪く、脳下垂体付近の脳内エネルギーシステムの異常から、ホルモンバランスを欠いてしまうことにより、いろいろな病気が生まれるといえるのではないでしょうか。脳下垂体は各ホルモン産生の司令塔だからです。

 また、虫歯や歯周病により感染が起こると血中カルシウム濃度に変化がでる場合があり、そこでも骨粗鬆症との問題が出てきます。また閉経後のエストロゲンの量が低下することによっても同じことが言えます。

 美しさを保つためには適切な歯の治療が一番基本になります。適切な筋肉の長さに合うように、適切な顎の位置を決めてあげることは当然お肌に張りを持たせることになり若返る所謂アンチエイジングの基本なのです。それは抗加齢(アンチエイジング)という文字には歯が入っていることからもわかります。

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2020年 05月 20日 水曜日