想いのちがい

 日本は単一民族であり保守的な部分を持っている様な気がする。
 手術で身体にメスを入れるという事、言い換えれば身体に刃物で傷を付けるという行為はどちらかと言えば西洋人よりも日本人の方が抵抗をもっていると思う。何故なら自分では意識していなくても、日本人の心の中には武士の切腹を思いださせる何かが有るからだと思う。

 但し、今の若者には当てはまらないかもしれない。
 最近、欧米並に犯罪が増えてきて、平気で他人の身体や心まで傷を付け、すぐ嫌なことがあると人を殺してしまうような自分をコントロールできない弱い人間が多い事や親から頂いた大切な自分の身体にも簡単にピアスやTATOO(タットゥー)の様に傷を付けてしまえる人達には其の様な感覚は持ち得ないであろうと思う。

 (東洋医学には,つぼ等身体に反応をおこすポイントが沢山あり,そういうところに穴を開けたり色を付けたりすればそこに対応する組織に何らかのトラブルがでるのは当然の事だと思うが、見た目のファッションの方がそういう事より優先されてしまうのである。「もちろん其の様な反応があるという事は知らないのであろうが・・・・・・。」)

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2015年 08月 12日 水曜日