【51】見えないないものを見る力

自然と身体の同調性

太陽は太陽光という光の塊で、私たちが肉眼で見ると強い日差しの時にはまぶしく写ります。
日焼けをすると紫外線を浴び活性酸素がでて老化すると言われていますが、柔らかな日差しの時の適度な時間の日光浴は身体にも良いとされます。
太陽光を凸レンズで焦点をあわせ1点に光のエネルギーを集中させて黒い紙に当てると、紙が燃えるほどの力を発揮します。
また、光をプリズムの三角柱に当てると、虹色の7色が現れます。
直接見ることは出来ませんが雨上がりの虹も水蒸気などと光の屈折現象がおきると色として見えてきます。

ヒトの身体にも7色のエネルギーの輪がありチャクラと言われています。
色は波長で現され7色のそれぞれは違う波長をもっています。
ケテル齒科醫院で治療を受けた方はご存じかもしれませんが、エネルギーは波長や振動数の違いによって流れていきますから、色の違いによってもエネルギーによる治療が可能です。
また、音もドレミファソラシドと7音階あります。
それぞれの音も違う波長を持っています。

7という数字に着目してみると、1週間は7日で日曜日から土曜日まで7曜日あります。
尚、身体でいうと首の骨の数は7つ、歯は親知らずを除けば前歯から第2大臼歯まで7本。
自然に存在するものと、人間の身体の同調性を感じます。

代替医療の中に音叉療法やストーンセラピー、カラーセラピーなどはこれらのものの波長の一部分を利用して身体を癒やすために行われているようです。

音によって身体の細胞は振動しますし、低音と高音で振動する身体の細胞の部分が違います。
身体は身近にある電磁波やその他の負のエネルギーが存在すると波長が微妙に変わってしまいます。

巣鴨地蔵どおりで赤いパンツが流行っていますが、肛門近くのムーラダーラチャクラの色は赤色で、赤は暖かくその色のパンツを履くとチャクラの色と共鳴するために身体が癒えるのは理にかなっているのです。

人とのつきあいの中で、話が合わなかったり、間が合わなかったり、すれ違いがあったりする場合、その時はその人とまさに波長が合っていないのですが、色々な波長のヒトがいて、それぞれの良さが纏まると最強のチームができあがるのではないでしょうか。

音楽バンドの演奏でも、リードギター、ベース、シンセサイザー、ドラム、それぞれの楽器のメロディーだけを聞くと、あまりピンと来なくても、個々の役目を果たし一つの曲になると素晴らしい音楽を奏でるのと同じです。

病気を治すには、単純に言えば自然な状態に身体を戻してあげればよいのですが、そのためには「今の生活の中で何が異常か」を知る必要があります。
例えば患部に一番近いチャクラの色の食材を食べたり、その波長の音を聞いたり、と大自然に従って生きることができれば、治らない病気は無く、必ず健康になるのではないかと考えられます。

過剰に取り過ぎた栄養を正すことから始めてみるのもいいでしょう。
それには、実は、断食が有効です。

過剰な栄養を見直し断食をすれば五感が呼び覚まされていく

フランスには「断食はメスを使わない手術である」という古いことわざがあります。
また、ドイツにも「断食で治らない病気は、他のどんな治療でも治らない」ということわざが伝わっています。
仏教にもキリスト教にも同じような言葉が残っています。
イスラム教のラマダーンなど、断食は世界的にされているのです。
代々、断食をして身体の状態が良くなることを知っていたのでしょう。

実は、最近私も4日間の断食をしてみました。
もちろん必要な栄養素を補足しながらのものでしたが、ウェイトが落ちることだけでは無く、忘れかけていた五感、いや第六感が呼び戻されるような、心地よい心と体の感覚を味わうことができました。

自分の取り入れる栄養を変え、自分を見つめ直すことができれば病気は自然と消えていくのではないでしょうか。