治療の必要性
歯が虫歯になり治療をすると、かみ合わせが一瞬で変わってしまう場合があります。その治療をした側の歯は前より低くなることが多く、その状態を放置すると首や肩に症状が出始めます。さらに歪みが大きくなると腰や膝までもが痛みを感じるようになってしまいます。本来虫歯は治療することが必要ですが、できればちゃんとしたかみ合わせを作ることが必要なのですが、その位置を導き出すには身体の歪みも補正する必要が出てきます。そのために東洋医学的代替療法などの手技が必要になる場合があります。どの位置で歯を作るかがとても大切なのですが、そのような目に見えないものは説明することも難しく通常歯科医すらわからないでいることが多いのです。歯を削って肩が凝ったと歯科医に話しても、それでは整形や整体にいってみたらと勧められるのがおちでしょう。
虫歯は現代科学では細菌が関与しているということですが、そのほとんどの部分は力のコントロールができないために歯が壊れてくれている状態なのだと思っています。また食事内容が悪く身体の生化学上カルシウムが歯や骨に存在する状態を作り出せずに骨粗鬆症状態と同じで虫歯ができるのです。力は目に見えないので職人技が必要で、食事は患者さんが治そうとする協力が必要なのです。色々な日本の伝統で職人技を必要とする製品はたくさんありますが、基本的には職人は話さず目で盗む時代がありました。歯科も技術が必要で職人技が大切なのです。これは実は患者さんの身体で感じることができることなのですが、目に見えないものなのです。保険診療か自費診療の差は歯が白いか金属か、また、セラミックか否かではなく、実は目に見えない顎の位置なのです。その顎の位置に回復すると摩訶不思議と身体全体が変わります。その身体の症状の原因は歯ではないですか?
その他の治療
かみ合わせを(神合せ)を調整する前に、頭蓋骨を調整すると更に身体の状態は健康度を増します。西洋医学では頭蓋骨は動かないなどと言われていますが実際は違います。顔貌も調整する前と後では整形手術をしたかのように変化する訳です。また頭蓋と頸椎の境目のポジションを整えると視力は2段階以上あがりますし身体の感覚なども神の域に近くなります。そのような状態をつくっておいて歯の調整、所謂「歯止め」をかけていきますと身体の健康度は更にステップアップし、摩訶不思議な領域まで到達します。以前は骨盤調整などを必須と考えていましたが最近はこの2点の調整で足の長さや骨盤の傾きは解除されることが多いです。矯正治療をすると歯だけを並び直すことを通常歯科医師はしますが、それは患者さんにとってはとても辛いことです。身体の使い方が今までできなかったからそのような歯並びになったわけで、そのできなかったことを補習しなければいけません。当医院ではその補習を矯正治療の毎回の調整で行うため、後戻りの少ない治療を目指しています。
身体全身の緊張が強い場合にはラジオ波をつかうこともあります。硬直した筋肉は瞬時に柔らかくなり正常なかみあわせを作りやすくなります。
筋膜リリースなどの処置を併用することもあります。施術をおこなった瞬間に身体が軽くなります。全身の構造はテンセグリティ(テンションとインテグリティの造語)なので身体全体の緊張がない状態で歯止めをかけると(歯のかみあわせを調整すると)良いです。
そのような治療を継続していきますと、昔手術で後遺症があった部分などの回復が起こることがあります。(細胞が治る環境にあるときは治り、治る環境にないときは治らない)細胞の環境を整えるにはマグネシウムや亜麻仁油ω3などもプラスしていきますと、更に良いです。
すべての代替治療は歯の正常なかみあわせを作るためのものです。当医院では西洋東洋を問わず、ありとあらゆる治療法を導入し、医科歯科の垣根を解消していきます。