宇宙との関連性

NHKのテレビ番組に小宇宙人体というものがあった。太陽系、銀河系等を大宇宙というのに対して人体の神秘を小宇宙と表現されているのであろう。また大宇宙から生まれた人体を小宇宙と呼んだのであろうが、何れにしても色々な共通点や法則が有るのだと思う。

宇宙と人間

太陽系では、(太陽)水星、金星、(地球)、(月)、火星、木星、土星、・・・・・・と惑星が有る。月が満月から下弦の月となり新月に至る期間はおよそ7日×2の14日。また満月に戻るまで14日。およそ28日(7日×4)が1周期であり一月である。1週間は7日で、その曜日は、日、月、火、水、木、金、土曜日である。また自然現象と身体の臓腑を一体化して考えていく東洋医学の五行論があるが、水は腎臓(膀胱)、土は脾臓(胃)、木は肝臓(胆嚢)、金は大腸(肺臓)、火は心臓(小腸)、を表現している。

数字をみてみると虹の7色に始まり、1週間は7日、7という数字を身体で考えてみると上顎(うわあご)の歯は右に7本左に7本(親知らずをいれれば8であるが・・)下顎(したあご)も同じ様に右に7左に7本有る。親知らずを除けば全部で28本(7×4)。また首の骨は通常7本である。また、音楽でいうドレミファソラシドも7音階、人間の頭蓋についている外界と接する穴(目2つ鼻2つ耳2つ口1つ計7つ)、人間の身体にあるエネルギーの輪(チャクラ)も7つである。チャクラにはそれぞれ対応する色や臓器が決まっている。これらからみてもある程度、宇宙と人間は関連性があるであろう事が推察される訳である。

月の癒し

月(満月、新月・・・・・・)により地球上の動物は何か作用を受けている。月の形というのは地球と月と太陽の位置関係で形が変わるが、ここに大宇宙の何か法則が有るのだと思う。
海に満潮や干潮が有るのもそうだし、ウミガメの満月の日の産卵、サンゴの産卵、女性の定期的な周期での排卵や(月経という)、満月に犯罪が多く有ると言われている事、等の例がある。そこには何かしら目に見えないエネルギーがあると考えられる。
また、人間の体の部分をあらわす漢字には「月」がつく言葉が多い。例えば、腰 これは「にくづき」に「かなめ」と書く。其の他肝、肛、肘、肩,股、肺、胃、胎、胆、背、胸、脇、胴、脊、脈、脚、脳、腋、腎、脾、腕、腸、腹、膝、臓、・・・・・・等々。

きっと古人は知っていたのである。月と人間の関係を。ある本には、星座が支配している身体の部位、器官組織、栄養素、などがあると言う事や、手術をする場合には何時が良いとか、歯を治療する時、詰め物をする時は何時が良いか、等まで言われている。
私が知らないだけかもしれないが今の医学には無い世界であると思う。