115 ファスティング ~思い~

健康は歯から

私はファスティングマイスター学院(分子整合医学美容食育協会)の医療顧問をしています。そこで講義の時間を一枠戴いているの、いつも次のようなことについて、お話をさせていただいています。

まずは、私は常日頃から健康は歯からということを確信しているということ。それには虫歯や歯肉炎、歯周病、根尖病巣をなくすことで感染を除去し、免疫力を上げ、虫歯から始まる全身の病気の第一ステップでドミノ倒しのように倒れないようにするということです。そして、歯のかみ合わせをしっかり構築し、骨格構造を正しく保つこと。神様が作った身体を人間が治すことは基本的にはできない(このかみ合わせは神が合わせるくらい難しく奥が深い)ということ。そして、お口に入れる食べ物を選択し、どのような食べ物が本来人間にとってよいのかという基本を伝えること。さらには、お口の中にあるアマルガムなどの水銀が身体に為害作用があり慢性疲労などの症状を引き起こすこと。歯の中に入れる薬剤の危険性を知ること。またフッ素は脳の松果体(テレパシーなど宇宙と繋がっているところ)を石灰化させてしまう危険があるので使わないほうが良いこと。以上のようなことが前半部分。後半は、脳、腸、口腔の関係や医科歯科連携や細胞について、また量子力学的医学の基本である祈りについて、思いや思考のエネルギーの大切さや現実化、そして、病は気からという具合です。健康にご興味のある方や、細胞をどのようにデザインしたらよいか、どのような栄養が細胞代謝をうまく循環させることができるのか、ファスティング自体にご興味ある方は、ぜひ、ファスティングマイスターになられると良いと思います。

ファスティングはメスを使わない手術

病気になって初めて健康の大切さに気づくのですが、実は、病気を治すのは医者でも歯医者でも薬でもなく細胞です。これはファスティングマイスター学院の最高顧問である杏林予防医学研究所の山田先生のお言葉です。本来、医師、歯科医師は病気が治る手助けができれば良いのだと思いますが、残念ながら大学の講義には栄養学というものがないのです。もちろん、生化学で代謝についてはいろいろ勉強しますが、臨床での実践においては、今の日本の医療のあり方からすると、保険治療で西洋医学中心の薬物療法という方に流されてしまうことが、ほとんどだと思います。
しかし、昔からファスティングはメスを使わない手術であるといわれ、世界でもさまざまな歴史があるのです。
前回の記事では、祈ることで遺伝子のスイッチがオンになるというお話をしましたが、祈られていることを知らなくてもスイッチがオンになるのですから、人の思いのエネルギーは絶大なのです。9.11や3.11の時には世界中の人の思いが地球の磁場を変えた(諸説ありますが)ということもわかっています。この思いということを逆に捉えると、人から怨まれるようなエネルギーは、その人を病気にするようなスイッチを無意識に入れてしまうことになる訳です。そう考えると人から怨まれるような人は、病気が治り辛いと云っても良いのかもしれません。
人のために生きるということは、自らを無意識に健康にするのではないか。また、そのような方が、もし病気に罹ってしまっても、周りの方々のご加護のお陰で奇蹟が起きるのではないだろうか。最近ようやくそう考えられるようになってきました。