当医院では歯科医院を齒科醫院と書いています。歯はお口の中で米を止めると書き、日本人の主食のお米を歯で擦り潰して食事することの意があります。それに対し齒はどういう意味合いがあるかというと、お口の中の歯の水平のラインが(咬合平面や歯並び)が人の上半身と下半身また、右半身と左半身のバランスを止めているというのが齒の意であり、齒のかみ合わせが崩れると身体の重心バランスが崩れ、立つことすらできなくなってしまう人もいるのです。古人は知っていたのです。歯並びの大切さ、即ちかみ合わせが身体のバランスと関係があることを。
時代は回ることを考えると昔の人はお米を食べると身体が歪まないことを知っていたのかもしれない。