104 統合して視点を変える

多方面から考える

 10年以上前に、とあるセミナーでお会いした女性と、「ヘミシンク」という右脳と左脳の同調性を追求する話でとても盛り上がりました。その方は、物質ではなくエネルギーを体感してコントロールし、影響を与える「レゾナントチューニング」や、脳科学を勉強されていました。その後、風水を勉強され、さらにニットを編むことを芸術として融合させ、昨年『本田ゆうこ個展 DESTIKNIT~運命を変える芸術~』(https://destiknit.tokyo/)がおこなわれました。運命「DESTINY」とニットの「KNIT」をかけあわせた「DESTIKNIT」です。その方が、すばらしいことを話していましたので、ご紹介します。

「いま時代が大きく動いていることは、あなたも感じていると思います。現代は不確実で複雑な世の中です。実力や努力どおりには結果が得られない時代ということです。

では実力と努力のほかになにが必要かというと『運を味方につける』こと。これが時代を生きる鍵となります。

ところで、運とはなんでしょう。運とはズバリ、『情報』です。この一瞬一瞬に、私たちは五感を通し、たくさんの情報が無意識に脳に取り込まれています。そしてその情報に、心も体も行動も大きく影響を受けています。もし物事の成功確率を高め、いままでと違う結果を得たいのなら、この情報を変えればいいのです。

その方法はいくつもありますが、『風水』が最も影響力が大きく効果的です。なぜなら、あなたに必要な情報を住まいやオフィスにセットしてしまえば、あとは自動操縦。その場にいるだけで、うまくいく状態や行動が自然と作り出されるのです。

この風水の原理を応用し、芸術という形に昇華させたものが、独自に生み出した『風水藝術DESTIKNIT®(デスティニット)』。今後、運を味方につけることが不可欠と痛感する人が、徐々に増えてくるでしょう」

私も『情報』がとても大切だと思います。情報も見える情報と見えない情報、すなわち感じるなど五感に影響する情報があります。運を味方にするには、自分自身の五感をさらに研ぎ澄ますことが必要になります。

本田さんは「運命」と「脳科学」と「ニット」を統合して、ひとつのものができあがっています。私は歯科という部門と、整体という部門と、細胞環境という栄養学の部門を重ね合わせた「かみあわせ」と「整体」と「栄養学」の統合で、見えないものがさらに見えるようになりました。

なんでもそうですが、ひとつの方向からしか見ることができないと、視野が狭く発想も貧弱になりがちですが、多方面からひとつのことに焦点を当てると、まったく違った視点から見ることができるのです(後で知ったのですが、そのすばらしい方は私の幼稚園の後輩でした)。

癖は個性にもなりうる

正直な話、私にも子供のころから続く、この歳になっても治せない癖があります。また私の知り合いは、いつも左足から靴下を履かないと落ち着かないと言います。おそらくそれは癖というよりはジンクスに似た心の安定剤のようなもので、人に悪い影響を与えるものでなければ、その人の個性と捉えられるため、他人がとやかく言うものではないように思います。お正月には年賀状を出して新年の挨拶、おせちを食べて、いつもの神社にお参りをする。2日からは箱根駅伝を見てと、自分のなかで一通り、それはまるで最初から決まっていたことのように、ある意味癖のように新しい年の始まりを迎える。それはとても自然なことで自分の時間を心地よく過ごすための術のようにも思います。