世界では何世代にも仕事と伝統が受け継がれることは珍しく、日本は老舗が多い国といわれています。 根強い愛用者の声にワープロを修理してくださる方や、壊れたおもちゃをボランティアで直してくださる方の映像をメディアで目にしました。最近は機械や車などはコンピュータで管理されていることが多く、修理となるとユニットごと交換するなどの対処が増えています。人が音を聞きながら… ..続きを読む
【70】職人技
【69】選択
紺屋の白袴 毎日、患者さんの歯の治療をしている私ですが、昨年、自分の口の中の治療を我慢して放置していたところが複数ありました。食生活が自然なものでないことを改めて反省している次第です。放置するとどうなるのか。歯の痛みを実際に感じることはとても大切なことだ、などという大義名分を利用して放置していたのです。 患者さんには虫歯や噛み合わせの説明や治療はできても灯… ..続きを読む
【68】正しい栄養学は真の医学
先日、「栄養学分野のアインシュタイン」と称される世界的権威のT・コリン・キャンベル博士が来日され記念特別講演会がありました。彼はコーネル大学栄養生化学部名誉教授を勤められ、40年以上に渡り栄養学研究の第一線で活躍されていました。 動物性たんぱく質の量が20%以上で発がん促進される 今回の講演の題目は、【正しい栄養学こそ「真の医学」といえるのではないだろうか… ..続きを読む
【67】歯医者の言い分
歯を治療すると、虫歯が深ければ深いほど時間も費用も負担がかかります。保険では扱えないセラミックやインプラントなどは、保険の治療費のおおよそ10倍以上の費用がかかります。なるべく同じ箇所の再発はしたくないしさせたくないと思うのが普通です。 私は、よく例え話で患者さんに次のようにお伝えします。今、目の前の机の上に一つの美しい花瓶が置いてあったとします。この花瓶… ..続きを読む
【66】どんな病気も同じ 骨格構造と栄養
現在の西洋医学では、症状に病名をつけ、その症状を抑える薬を処方するのが日本の保険制度のほとんどの治療となります。歯科においても、まずはその虫歯を「削って詰める」という治療をおこないます。これは、残念ながら対症療法であり、根本的な治療ではありません。 電気を発明したあのトーマス・エジソンが「将来の医術者は薬を使わずに、人間の骨格構造、栄養、病気の予防に注意を… ..続きを読む
【65】神へのいざない
私は株式会社プレマのらくなちゅらる通信に毎月原稿を書かせて頂いておりますが、 『らくなちゅらる通信』が10周年を迎えられたとのこと、おめでとうございます。また、そのようなおめでたい節目に関わることができ、光栄に思います。「らくなちゅらる」という響きはとても心地良く、素晴らしい造語だと、いつも感じております。 人は痛みを避け気持ちよい方に行動する習性がある… ..続きを読む
【64】越える 超える
越える 超える 高校1年の夏休み東京から北海道まで自転車で一人旅をしました。そのときの楽しくも辛かった経験をきっかけに、何かを判断するときは、人が言うことを鵜呑みにしてしまうのではなく、自分の目で実際に確かめようという習慣がついたように思います。すべてを実体験するのは難しいことですが、歯科の業界のなかでも、かみあわせのスペシャリストやインプラントのスペシャ… ..続きを読む
【63】小児のロコモは口腔育成から
小児のロコモは口腔育成から 最近、ロコモティブシンドローム(通称:ロコモ)という言葉をよく耳にします。一般的に、ご高齢の方が運動器の障害により「要介護になる」リスクの高い状態になることをいいます。歳を重ねても要介護とならないよう、運動器を長持ちさせ障害を予防し、身体の痛み無く自分の力で歩けることは、生活の質を維持する意味でも、とても大切なことです。 身体の… ..続きを読む
【62】潜在意識への種蒔き
潜在意識への種蒔き 現状の自分と理想的な自分との間には、誰しも差があります。今の自分の悪いところや行動の癖などは、実は、過去の自分が作り出したもの。未来の自分を理想的にするためには、まず、今現在の自分を大切にすることが必要です。今の自分への種蒔きは、未来の自分の花を咲かすことになるからです。 一瞬、一瞬の気の持ちようや行動が積み重なることによって、新しい確… ..続きを読む
【61】思いのままに生きる
思いのままに生きる 「一生青春」。それは、人は一生子どもであり、一生勉強であり、一生ゼロベース思考である……とも言い換えられるのではないでしょうか。 約20年前のことです、アメリカに「かみ合わせ」の勉強に行きました。そのときセミナー室に入る廊下に、The Doctor will be a contenius student.という額が飾ってあったのを、今で… ..続きを読む